なぜ塗り替えが必要なのか?
1
建築物の保護
建築物の外壁や屋根は、紫外線や雨、風、排気ガス、カビや藻などにさらされているため、腐食や劣化が促進され建築物の寿命が短くなってしまいます。
このような劣化を可能な限り防止するのが塗料の役割ですが、塗膜も日々劣化してしまいます。
塗膜が劣化したままでは、建築物の保護を果たせなくなるため、塗り替えが必要になります。
2
美観の向上
塗料の色、光沢、装飾などが、建築物のイメージを変えます。
そして快適な生活をおくることができるのではないでしょうか。
3
特殊機能の追加
超低汚染型塗料や抗菌性、防カビ、防藻、有害物質の低減(ホルムアルデヒド)。
遮熱などの特殊機能をもった塗料を塗ることにより、快適な生活の手助けができます。
こんな症状がでていたら、塗り替えが必要です
チョーキング
(指でさわると塗料の粉が付く)
ひび割れ
塗膜のはがれ
鉄部のサビ
木部のはがれ
ベランダ防水のはがれ、割れ
屋根の退色、はがれ、カビや藻の発生
サイディング壁つなぎ目
シーリングの劣化、割れ、壁の退色
トタン屋根、トタン壁のサビ
あなたの家はいかがですか。
もし上の症状がでていたら塗り替えのサインかもしれません。
このような症状を見て外装リフォーム店の営業さんがしつこく来ますが、くわしく家を診断もしないうちから「すぐに塗り替えや張替えをしないと雨漏りがします」や「壁がくずれます」などと言う人がいるのも事実です。
そんなことはありません。サイディング壁のシーリングやひび割れをとりあえず補修しておいても良いですし、鉄の部分だけ塗り替えしておいても十分の状態の家もあります。
ですから一番大切なのは現状をくわしく診断することです。
つぎは壁や屋根などの今の材質や塗装の仕上げ方法をチェックしましょう。