窯業系サイディングの凍害などによる剥離や欠けは岐阜県美濃地域では少ないのですが、寒冷地でサイディングの直張り工法の家は多くなります。
新潟県に行ったときにかなり多く見かけたのですが、新潟市の満天さんが特許を取った『GattoWall工法』は特殊な樹脂モルタルとシーラー、サイディングの造形する道具がセットになった特殊下地材を使う修繕工法になります
各務原市や岐阜市でよくおきるのは、風呂場の窓からの水分で凍害に似た剥がれがおきます
サイディングの縦のつなぎ目の未塗装部分から水分を吸っています、もう一つはバルコニー内壁の下、水切り上の未塗装のサイディング部分がほとんどです
Gatto Wall工法はセメントによる補修の前に下塗り材を吸込みが止まるまで塗布することで防水性・密着性を向上させ、サイディング材への雨水の浸入を防ぎ、欠損や凍害の再発を抑制します
アパートをたくさん建てている有名ビルダーさんは北面に多く凍害に似た剥がれが多くなっていて、部分補修では無理な場合は張り替えが必要ですが
サイディング材の張り替えは、サイディングメーカーは2年おきにデザインを変更するため既存と同じデザインが廃盤でないことがほとんどで、昔は12ミリ厚でしたが、反りなどのクレームで最低14ミリ厚になっている現在は似たデザインでも厚みが異なったりしています、Gatto Wall工法では既存のサイディング材を撤去することなく修繕を行い、独自の造形方法で、デザインを再現できます。
新潟 満天さんのブログ Gatto Wall工法