9月3日からリトアニア共和國のカウナス市へ行ってきました
目的は杉原千畝さんが第二次世界大戦中、日本領事館領事代理として赴任していた
リトアニアのカウナスで命のビザを発給した旧領事館を塗装するため
杉原千畝とは
1939年、ドイツ軍のポーランド侵攻により、多くのユダヤ人たちはリトアニアへ逃げました。
でも、ソ連によるリトアニア併合が確実となり、彼らには日本通過ビザを得て、
第三国へ逃げるという方法しか残されなくなり。
ビザを求めたユダヤ人難民が領事館へ押し寄せたため、杉原は日本へビザ発給を打診しますが、
拒否されました。しかし、彼は悩み苦しんだ末、命令に反してユダヤ人難民にビザを書き始めました。
それは、人道・博愛精神第一という大きな決断でした。(NPO杉原千畝命のビザ)
旧領事館は築80年ほどで屋根瓦は割れやズレて雨漏りがあり
外壁もモルタルが剥がれて本格的なリフォームが必要でした
私の所属するボランティア団体「塗魂ペインターズ」の海外ボランテイアを行う
「塗魂インターナショナル」の池田事務局長の一言「リトアニア行くぞ!」で決定(笑)
ボランテイア決定と言っても塗らせてもらえる確証もなく
建物はリトアニア個人の所有物ですし
日本の塗装屋がタダで塗ると言っても信用できないでしょうし
でも、幸運だったのはリトアニアの重枝全権大使がハワイでのボランテイアを企画した時の
ハワイの大使だったのです。
奇跡!
松島板橋区議のおかげで岐阜県庁、八百津町のご協力もいただき
カウナス副市長など現地の人々にもお世話になり現実のものに!
よっしゃ 岐阜の先輩のためにとリトアニアカウナスへ・・・