薄型スレート瓦を塗装する場合に使用する「タスペーサー」
セイムが製造販売するスレート瓦の重なり部分を密着させない部品で
現在販売されているのは01と02で、最新は01です
▼02
大野塗装は01を挿入しています
▼01
初めての屋根塗装の場合はそれほど神経を使わなくてもよく、瓦の1枚分角から15センチくらいの場所に2箇所に1個づつ挿入します
瓦の角に入れるとこのように割れてしまいます(悪い例)
1度塗り替えをしてある屋根塗装の場合でタスペーサーが入っていない場合は最初に「縁切り」をして重なり部分の塗膜を切り取りします、ほとんどがくっくいています
縁切りするとこのように水分が出てきます、雨漏りしなくて幸運でした
その後にタスペーサーを入れないと雨の逃げ口がなくなり、雨漏りしてしまいます
間違った場所に入っていたタスペーサーを取り外すとこのようにぺっちゃんこ
もし自分でタスペーサーを作るならもう少し違う形にしますね、
南面でスレート瓦が反っていて、隙間が空いているときは、挿入しなくてもよいですが、見極めが大切です。