中古住宅を買われたバルコニー床のFRP防水が剥がれています
元々はグリーン色でグレーの塗膜がはがれています
FRP防水層を保護するトップコートを最後に塗るのですが、トップコートにはワックス油分が入っているため普通にトップコートを塗り替えると密着不足で剥がれることが多いです
油分を撤去するために、アセトンで念入りに拭いていくとこが重要です。じっかり除去すると色が少し変わります艶がなくなるイメージです
その後は、塗料メーカーにもよりますが、プライマーを下塗りしたりしますが、直接中塗りできる密着性のよい塗料もあります
FRP自体にひび割れや浮きがあれば下地からやり直しFRPをもう一度施工することも必要です
見極めが大事。浮いてるのにトップコートだけでいいか!浮いてるのに剥がさなくていいか!ひび割れあるのにシーリングしてトップコートだけでいいか!などなど注意が必要です
下の写真
掃き出しのアルミサッシとFRP防水の間に隙間が空いています
床からの立ち上がりが15ミリしかないので大雨で吹き込んだり跳ね返る雨が入る可能性が高くなります
塗り替え前のグリーンも見えています!
シーリングして塞いであげればいいのに
新築時の施工もいいかげんですね、アルミサッシ先行でサッシ取り付け後のFRP防水は収まりが悪いためおすすめできません
防水先行で内部まで巻き込んでFRP防水後にアルミサッシ取り付けが良い施工です