ラムダサイディングは、旧昭和電工建材(現 神島化学工業)のサイディングです
オートクレーブ養生で真空押出し法で成形され、高温、高圧の水蒸気養生(オートクレーブ養生)
することで緻密に結合したトバモライト結晶化を促進させて安定した材料
嵌合形状ラムダはオス実とメス実を接合させる嵌合方式で 嵌合部には定型シールが打垂れており、
嵌合させるだけで止水が出来る
ラムダの断面はハーモニカ状中空構造になっており、軽量化と強度が保たれている
軽量化により躯体への負担を軽減し、また空気層が断熱、結露防止、遮音などに効いている
建築設計士さんが好むサイディングで
新築でも外壁塗装したことがあります
その時の仕上げ塗料は「アクリルリシン」
設計士さん 正解!です
ラムダの断面はハーモニカ状中空構造になっていますが
この中空部分の空気が高温になったりして塗膜の膨れが起きることがあります
また、ラムダサイディングは硬いサイディングですので下地が動き易い場合は注意が必要で
直張り工法ですと、ひび割れが多くなっています
そのひび割れ防止のため弾性塗料を採用しがちですが
膨れる可能性が大きいです
また寒い地域ですと内部空間で湿気によりサイディングの凍害が起きることもあります
透湿性と密着性が高い塗料を選ぶ必要があります
ラムダサイディングの塗替えに適した塗料は?
下塗り塗料は?
松本様
下塗りはカチオンシーラーで上塗りはガイナが良いです
吹きつけできるならシーラー塗ってアクリルリシンです