外壁の塗膜が膨れているのは
第一に膨れやすい塗料を塗ってあること
膨れが起きやすい塗料とは
弾性塗料です
伸縮性の高い塗料
なぜリフォーム会社や塗装店が弾性塗料を採用するのか?
基材が窯業系サイディングであれば
目地シーリング上の塗膜の割れ防止のためです
シーリングの上のみが弾性塗料ならまだいいのですが
窯業系サイディングにも塗ってしまうと膨れが起きやすい
なぜ膨れるのか?
まずは外壁の温度が上がると膨らみやすい
ですので黒や濃色の色を採用すると膨れが起きやすくなります
膨れを防止したいのであれば
薄い色(白に近い)を塗ると良いですが
窯業系サイディングには使わないほうが良い
外壁が通気工法ではなく直張りの場合も
内部に湿気を蓄えやすいので膨れが起きることもあります
モルタルやコンクリートなどの膨れで多いのは
弾性塗料の塗膜に水蒸気や水分が入ってしまうこと
庇の出が少ない建物や
笠木のない天端などの建物が多くなります
膨らんだ塗膜内部には水分がたまり、
膨らみが大きくなって、下へ下へと移動して
弾性塗膜が水分に耐えかねると破れて破裂します
モルタルやコンクリートの外壁はクラック(ひび割れ)が
起きやすいため、弾性塗料を使いたくなりますが
適正な下地処理を行えば、弾性塗料でなくても大丈夫です
なんでもかんでも弾性塗料を使う業者には気をつけましょう
各務原市で実際に膨れを見るなら十六銀行の蘇原支店です