窯業系サイディングのつなぎ目シーリングの打ち替えですが
大野塗装では外壁色に近い色を使います
ここの住宅は白っぽい色と黒っぽい色の2種類です
この部分は日塗工見本帳N-15(ほぼ黒)なので
オートンイクシードのNランプブラック
一般的に白系のシーリングで打ち替えれば在庫も残らず
施工店にはいいかもしれませんが
シーリング自体の動きとサイディングの伸縮
建物の動きでシーリングの上に塗った塗膜が割れやすいので
割れても露出する下のシーリングが近似色なら割れても分かりにくいからです
訪問営業さんが一番目につきやすく営業しやすい塗膜割れを
目立たなくするためになります
それなら外壁塗装後にシーリングの後打ちすればいいのでは?
塗装で仕上げた外壁にマスキングテープを貼るのがいやなのと
シーリング自体を紫外線や水分から守りたいと言うこともあり
シーリングの先打ちでの塗装を行っています
シーリング上の塗膜保証は無い塗装会社がほとんどなので
割れても分かりにくくということ
もちろんお客様には施工前にお伝えしています
シーリングもいろいろメーカーの物を試しましたが
シーリングの硬化後の表面の柔らかさと密着性を認めた
オート科学のオートンイクシードを使っています
一時期、下塗りのシーラーとの相性が悪い時がありましたが
オート科学さんに注文して最近はよくなっています
変性シリコンもいいのですが表面が硬くなり
塗膜が割れやすいのと密着が悪いので使っていません
ハットジョイナーのボンドブレーカーが無い場合は挿入仕直し
シーリングをカットしてテープが一緒に剥がれたら張り直し
しましょう
シーリングのプライマーも重要です