マハール　シート建材の岐阜特約店 | 大野塗装

「マハール」(MAHAL)は、真和建装株式会社が製造・販売するシート建材で、天然石や天然木の風合いをリアルに再現した内外装用の仕上げ材です。1989年の販売開始以来、全国の建設現場で採用されており、特にALCパネルやモルタル下地への施工に適しています

外壁タイルの落下防止目的での施工はご注意ください浮いたタイルなどはマハールを施行しても、シートごと落下する恐れがあります。

1. 高い意匠性・デザイン性:

リアルな質感の再現: 天然石や天然木から型取りすることで、本物のような風合い、質感、立体感を表現しています。
豊富なバリエーション: ケンチ石調、こぶ出し石調、御影石ジェットバーナー調、インド砂岩調、たたき石調、木目調など、多様な種類があり、カラーバリエーションも豊富です。これにより、様々なデザインに対応します。

2. 優れた施工性:

柔軟性: シート状なので柔軟に曲げることが可能で、施工が難しい曲面や丸柱などにも施工できます。
軽量: 石やタイルに比べて軽量であるため、建物への重量負担が少なく、施工時も安全です。
既存下地への施工: 既存の外壁（タイル、モルタル、塗装など）を撤去せずに、簡単な下地処理のみで上から貼ることができます。これにより、改修工事の工期短縮や廃棄物削減もできます。
加工のしやすさ: カッターナイフなどで簡単に裁断できるため、騒音や粉塵の発生を抑えることができます。
ALCの下地改修の流れは
①下地処理
水洗い等で表面の汚れやホコリを除去した後、プライマーを塗布します。
②下地調整
カチオン系樹脂モルタル等を用いて下地調整を行います。
③目地処理
寒冷紗と弾性パテを用いて目地処理を行いますがALCの目地は残すのをおすすめします
貼り付けは
①墨出し
マハールを貼る前に、墨出しを行います。
②マハールの切断
カッターナイフを用いて施工箇所に合わせてマハールを切断します。
③融合材(接着剤)塗布
櫛目鏝を使用し、融合剤を塗布します。
④マハール貼り
シートと下地の間の空気を抜きながら圧着します。
⑤ローラー圧着
シートと下地の間の空気を抜きながら圧着します。
⑥目地仕上げ
圧着後、目地部を平滑に仕上げます。

3. 高い耐久性・安全性:

耐候性: アクリルシリコン樹脂とセラミック骨材を主成分とし、トップコートにセラミックハイブリッド型フッ素樹脂を採用しているため、優れた耐久性と耐候性を持ち、長期にわたって美観を保ちます。木目調マハールは、約15年の耐久性があります。
剥がれにくい: 下塗り材とシート裏打材に同一の特殊合成樹脂を採用しており、剥がれる心配が少なく、石やタイルの剥落リスクを軽減できます。
融合工法：プライマー、下塗材、シート裏打材に同一の特殊合成樹脂を使用し、強制接着よりも剥がれにくく、落下のリスクを低減します
他社のシートはボンド接着ですので剥がれがおきやすいです
環境・人体への配慮: 廃棄物の排出が少なく、専用の接着用融合剤も水性なので安全です。

4. その他の特徴: