ベニア板でできた庇の天井は
水分を含むと重ねてある木材が剥がれてきます
ベニアを取り外し
ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)を取り付けして
シーリングと
塗装して完成
ケイ酸カルシウム板は石灰質原料、けい酸質原料、繊維などを
オートクレーブ養生した不燃材ですので
塗装してあげれば外部の使用に適していますが
外壁などには使いません
仕上げの部位ですと、ほとんどが軒天井
割りやすいのでアパートやマンションの隔て壁板にも使われています
ベランダの隣に逃げる時に破って避難してくださいの板です
また似たような板でフレキシブル板はセメント質原料、補強繊維で作られていて
ケイカル板より重く、強度が高いため風の強い高層階で使われることが多いです
昔はベニヤいたの軒天井が多かったのですが
現在はケイカル板や窯業系サイディングが多く使われています