建物の外壁を目地などつなぎ目を隠し
一体化してるように見せる大壁工法
憧れる人が多いですね
最近では開業医さんで多く見られます
設計士さんが好んでいるのでしょう
大野塗装でもたくさんの施工実績があります
昔はラスを貼ってモルタル塗ってという湿式で
行われていたのですが
モルタル塗りと乾燥などで施工日数が多くかかっていました
窓周りからのひび割れも多かったですし
窯業系サイディングを外壁に貼る大壁工法が
ニチハモエン大壁工法です。乾式と言われます
モエンサイディングは3×10板ですが
専用でサイディング自体の伸縮が少なくなっています
つなぎ目は弾性ウレタン目地処理材とソフトクロスで
目地を消してひび割れを防ぎます
伸縮の少ないサイディングですが
サイディングはどうしても数%の伸縮をしますので
サイディングを縦張りすると1、2階つなぎ目部分は
どうしても目地が割れる確率が大きくなります
推奨される塗料はアイカ工業のジョリパットの弾性塗料
ジョリパットネオ∞ JQ–620 シリーズ
ジョリパットネオ JQ – 650 シリーズ・JQW – 650 シリーズ
ジョリパットネオ JQ – 700 シリーズです
仕上げのパターンはコテ仕上げやパターンローラーが多いので
ひび割れした部分を補修すると塗料の特性上
補修した部分が目立ってしまいます
よく見かけるのは雨で流れてしまったジョリパット系仕上げの
補修痕、補修したな!とすぐに分かります
それを防ぐ為に1、2階のつなぎ目はコテなどのパターンを
つけずに、シーリングでの目地だけにして補修しやすくするよう
施工要領で決めてあります
完璧に大壁では無くても良いなら金属の水切りを入れたり
幕板などを取り付けるのも可能です
メンテナンスを考えるとそうするべきですが
大壁を憧れる人は目地などがきになるんですね!
専用のモエンサイディングを使わないで普通の3×10板で
大壁を施工する建築屋さんも多いので
下地のつなぎ目が目立つ建物も多いです
10年以内にひび割れが出てくるので
やめたほうがいいでしょう
大野塗装は認定施工店です
吉野石膏のセメントボードを使った
デラクリートも大壁が可能です